猫に流れる時間
猫の成長は、1才を迎えると人の年齢だと20歳に相当します。
その後は一年ごとに4才づつ増えていきます。
例えば、今10才の猫なら1才で20歳+9才×4年=36才なので合計56才になります。
おおよそですが、このように猫の成長は私たちの時間の約4倍というスピードで過ぎていきます。
ということは私たちの一日24時間は、猫たちには4日に当たるわけですね。
朝6時に起きて、私たちが昼ごはんを食べる12時には、
猫たちはすでに一日が経っている!そう考えると、
昼ころに「ごはんまだぁ??」「えー、さっき食べたじゃない!」という会話も
それぞれの時間の経過が違うからかもしれませんね。
こんなふうに猫の時間が私たちより早いことを考えると、
コミュニケーションの仕方もちょっと考え直してみるといいですね。
朝、沢山撫でてスキンシップしてお出かけしても、
半日経ったら猫には二日も会ってない!ってことに。
お仕事から帰ってきたあなたを玄関で迎える猫にとっては
「二日ぶり!、会いたかったよー」になるのですから、
迎えてくれた猫には、きちんと向き合って先ずはナデナデしてあげたいですね。
これからゴールデンウィークが始まります。お留守番の猫たちも沢山です。
季節的には、過ごしやすいのでお留守番にはいいのですが、
お留守番の日数が4倍なことを頭に入れておいてください。
2泊くらいは、私たちにはあっという間に感じますが、
猫たちは8日間を過ごすことになります。
先日は8日間のお留守番の猫さんのお世話でしたが、
人間でもちょっと長く感じたのですが猫には32日間、
なんと一ヶ月のお留守番だったことになります。
猫の時間の早さを思うと、朝は元気だったのに、夜には具合が悪くなることも
私たちの感じる時間ではないと思うことも大事ですね。
逆に治るときも早く感じるのは、猫の時間だからなんでしょうね。
そう思うと、猫との時間は一分一秒でも大切にしたくなります。
ゴールデンウィーク、お出かけがないなら猫と一日中まったりと過ごしてみるのも悪くないですね。
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